三菱 九試単座戦闘機  1/72  ファインモールド

久しぶりの製作と更新です。

タイガーシャークコンボを製作したいところですが、リハビリのつもりで一気に片付け

ようと思います。大ヒット映画「風立ちぬ」でおなじみの九試単座戦闘機の製作です。

MG誌とファインモールド社の得意のコラボ、十二分に楽しみたいと思います。

今回の機体は主脚が固定式なので製作の都合上先に車輪を

塗装します。先にゴム部を塗装してからテンプレートでホイール部

を塗装します。地味な作業です。

最近は、極小の円もカットできるサークルカッターが発売された様

ですが手持ちのアイテムではこれがベターかな。

ほとんど、見えなくなる前の記念撮影!

シートベルトはエデュアルドのエッチングパーツを使用します。

パーツが小さいので製作に苦労です。

胴体にコクッピットを収め接着します。

綺麗に塗り分けた機銃も見えなくなるでしょう・・・・

機銃とは完全にお別れです。風防は前部しかないので

シートは結構見えます。シートベルトは良いアクセントに

なります。

瞬く間に「十の字」になりました。

こんなに順調でいいのかな・・・?

平成26年2月27日 更新


平成26年3月15日 更新

機体の接着やサフの乾燥中にエンジンを製作します。

定番のプラグコードの追加です。金属線を使用。

零戦と違いこの機体のエンジンは目立ちますので

効果大です。

以外と目立つ翼端灯を透明にします。当時の日本機は以外と

大きく目立ちます。逆にドイツにフォッケなんて非常に小さい物

です。

まずは、カッターで大まかにカットしてから金ヤスリで整形

します。この様なエッジを求める時は金ヤスリが便利です。

クリアランナーを瞬着で接着。もっと小さい方が後の整形は楽

ですね。でもあまり小さいと接着が大変だったり。

400〜1200のペーパーで整形していきます。

最後はコンパウンドで磨いて終了。

そのままでは塗装がはじくので洗浄。

下地塗装終了です。近年のキットは素晴らしく胴体も少ないパテとすり合わせで終了です。

苦手な主翼と胴体の隙間も殆ど手間がかかりませんでした。今回初めて、ガイアノーツのサフ、サーフェイサーエヴォブラックを

使ってみました。このシリーズ、シルバーのサフもあり銀ハゲ塗装をはじめ使えるアイテムかもしれません。


平成26年4月8日 更新

いよいよ、機体の塗装です。

モデグラでは、銀色塗装となっていましたが、

堀越二郎氏の文献では、緑のかかった明灰

白色とあるらしく後に同社より発売された1/48

ではクレオスの58明灰緑色となっています。

今回は自分のイメージも少し優先し明白白色に

明灰緑色を混ぜてみました。

日の丸はいつもどおり塗装します。

先に日の丸の位置を決めてから外周を

マスキングしていきます。

日の丸、後部の赤の塗装の終了です。

ここまでくれば

完成まで後一歩です。

すみ入れとエンジンをのせます。

すみ入れで急に引き締まってきました。

風防のマスキングはモデグラで推奨していたマスキングテープ

を貼った状態でカットする自分の中の「禁じ手」をしてみました。

パーツにキズを付けてはと緊張しますが上手にできました。

無事に、九試単座戦闘機の完成です。コルセアウィングを彷彿させるガルウィング、そう考えるだけでもかなり

先進的な設計だったことが伺えます。そういえばティレル019がコルセアウィングと呼ばれてました。本来なら

九式ウィングと呼ばれるべきだったのかな・・・・・・


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